南信州(阿南町)　長根山(1337.0m)　2015年12月12日　　カウント：画像読み出し不能

所要時間　7:27 林道終点−−7:34 戻る−−7:39 林道終点−−8:51 長根山 8:53−−9:27 林道終点

場所長野県下伊那郡阿智村/阿南町
年月日2015年12月12日　日帰り
天候雪後曇
山行種類一般登山/td>
交通手段マイカー
駐車場林道終点付近に駐車
登山道の有無正式登山道ではないがしっかりした道がある
籔の有無無し
危険個所の有無無し
山頂の展望西側が少し開ける。東の肩では東半分がいい展望
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コメント南東尾根を林道終点より往復。林道は普通車でどうにか通行可能。林道終点から尾根を巻くように明瞭な道が続くがこれは山頂には至らず。林道終点から尾根に上がるように右に分岐する道が正解。尾根に出ると東斜面は広範囲に伐採されている。山頂は伐採されているがまだ立木が邪魔して西側が多少見える程度。最初から小雨、小雪だったが雨具不要だった




利道終点手前の林道脇に駐車 林道終点手前右側が尾根への道だが知らずに直進
落石 林道終点。この先は立派な道が続く
立派な橋がかかっている 一向に標高を上げないので戻る
林道終点手前から右に上がる道に入る 入口
ヌタ場 伐採された尾根に出る
水源林らしい このリボンがあちこちにぶら下がっていた
紅白ダンダラ棒と旗 東側は伐採地が続く。小雪が舞っている
一部だけ尾根上に樹林が残っている 1300m肩へと登る
1300m肩 1300m肩から東を見る
1300m肩から西へ向かう 長根山山頂。刈り払いはここまで
長根山山頂から見た蛇峠山 蛇峠山へ続く尾根。笹藪に覆われる
三角点 林道に戻る


　今週も南信州へ向かう。雪が積もる前に林道が使えるうちに山を稼いだ方がお得だからだ。日曜日は天気が悪い予報だが朝くらいは大丈夫だろうと予想したが、天気がいい土曜日にできるだけ数を稼ぐか。先週に引き続いて最南端のエリアを攻めることにし、初日は蛇峠山東側の長根山からスタートして南下することにした。

　長根山をネット検索すると南東尾根末端付近の林道から道があるようだ。金曜日は雨だったため土曜日の朝は藪が濡れたままの可能性が高く、道がある山なら濡れた藪漕ぎが不要なのでちょうどいい。

　飯田山本ICで降りて国道153号線を西に進んで寒原峠を越えて浪合で県道243号線を南下、阿智村/阿南町境界を越えれば林道入口は近い。カーナビの指示で県道から右に分岐する林道に突入。意外にも舗装されたしっかりした道だった。それもそのはず、途中に民家があった。その先は通行可能か心配だったが、地形図で林道分岐がある地点までは問題無し。その先は少しの間はコンクリートの簡易舗装だったが落石が多くマイカーで入るかちょっと悩む状況。その先のダートも普通車でギリギリどうかなぁという荒れ方だったが終点近くまで入ることができた。道幅が大きく膨らんだ場所に駐車。

　少し先で現役の林道は終了し車の通行の形跡が薄い廃林道に変わるが、その境界付近で右手の尾根上に向かいそうな作業道？入口を発見。しかし直進方向の林道終点の方が道がある確率は高いと判断しそのまま直進。やがて廃林道も終わるが立派な歩道が始まる。入口には危険につき立入禁止の警告があるが実際にはよく手入れされた道で立派な橋はかかっているし笹は刈り払われているしで、もしかしたらこれが山頂まで続くのでは？と思わせる。しかしいくら進んでも標高を上げず等高線に沿って水平移動だ。適当な斜面を登ってもいいのだが一面の笹藪で濡れた笹に突入するのはごめんなので、先ほどの作業道入口まで戻ることにした。

　ほぼ駐車地点まで戻って再出発。右に分岐する道はそれなりに明瞭で高度を上げていき、どうやら尾根に乗る道らしい。途中に鹿のヌタ場のような水溜りがあったが鹿の足跡は見当たらず。

　尾根上に出ると東斜面は広範囲に伐採され展望がいい。今まで樹林の中で気付かなかったが細かな雨が降っていた。少し時間が経過すると雪に変わったが、非常に雨量は少なく雨具は不要で濡れるほどでもない。天候は基本的に回復傾向のはずだ。

　尾根上には刈り払われた明瞭な作業道ができていて、体に触れる草木はほぼ皆無。案内標識を整備すれば立派な登山道になるだろう。部分的に急な登りはあっても危険個所はない。

　尾根上で一部のみ植林帯が残る場所があるが、他はずっと伐採された尾根なので東側が開けた状態が続く。先には山頂東側の1300m肩。ここで東に落ちる大きな尾根と合流するので地形が読みやすい。

　1300m肩で作業道は左に折れる。合流した尾根上には薄い踏跡程度しかないので、下山時に間違って東尾根に引き込まれる心配は無さそうだ。肩に乗ると両側が笹藪に変わるが尾根上は広く刈り払われて相変わらず快適な作業道が続く。

　緩やかな登りから横移動で長根山山頂に到着。作業道はここでぷっつりと終わり、蛇峠山へと続く尾根は笹藪に覆われていた。他の尾根から登ってきたら最後は笹藪漕ぎだっただろう。作業道のおかげで今回はだいぶ楽をさせてもらった。山頂付近も樹林が伐採されているが少し離れた周囲は立ち木があるので展望はあまりよくない。落葉した自然林を通して見える程度だ。山頂近くの立ち木は皆伐採されているので山頂標識を取り付ける樹木は無く山頂標識は無い。

　帰りは往路を戻る。

　

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